はじめに:AIを“作業時間の節約装置”として使う
AIを「難しい技術」と思っていませんか? 実は、“作業を10分短縮する小技”という観点で見ると、一気に身近になります。
今回は、ChatGPTやGoogleなどの無料ツールを中心に、音声入力・翻訳・画像要約の3ジャンルで、すぐに試せる時短ワザを紹介します。
① 音声入力で「手を使わずメモ」を残す
おすすめツール
- Googleドキュメントの音声入力(PCブラウザで[ツール]→[音声入力])
- スマホの音声入力機能
- ChatGPTアプリのマイク機能
使いどころ
- 通勤中や散歩中にアイデアを残す
- 書き起こし作業を効率化
- タスク整理の下書き用メモ
時短ポイント
- マイクの精度は環境で変わるので、静かな場所で1分単位の短文で区切る
- 音声を自動で要約したい場合は、ChatGPTに「この文字起こしを箇条書きで整理して」と指示
ミニまとめ: 移動時間を“メモ時間”に変換。慣れれば1日10分以上の効率化も狙えます。
② 翻訳で「情報の壁」をなくす
無料で使える高精度ツール
- DeepL翻訳:自然な日本語で文脈に強い
- Google翻訳:長文やPDF全体翻訳に便利
- ChatGPT:専門語の補足や意訳が得意
おすすめ活用法
- 海外のAIツールの公式ブログを読む
- 英語のマニュアルを自分用メモに翻訳
- 翻訳結果をChatGPTに「3行でまとめて」と再要約
注意点
- 専門用語や法的文書は必ず複数の翻訳結果を照合
- 出典や著作権の扱いに注意(引用の範囲内で)
ミニまとめ: ツールを併用すると精度が底上げ。読解→要約まで一気通貫に。
③ 画像要約で「読む時間」を減らす
おすすめツール
- ChatGPT(画像アップロード機能)
※画像アップロード・解析機能はプランによっては利用できない場合があります。最新の提供状況を確認してください。 - Googleレンズ+翻訳機能
- Notion AI/Geminiなどの画像分析機能
できること
- 図表やスクショから内容を抽出
- 手書きメモの要点をテキスト化
- プレゼン資料をざっくり理解
ポイント
- 画面キャプチャを送る前に、個人情報などに注意する
- 「この図を3行でまとめて」など具体的に指示すると精度が上がる
ミニまとめ: “読む→理解する”の初速を上げて、判断のみに時間を使う。
④ AIを組み合わせて“ながら作業”を最短化
- 音声入力 → ChatGPTで要約
- 翻訳 → ChatGPTで意訳+再構成
- 画像要約 → Notionに自動送信
といった流れを作ると、「メモを取る」「読む」「まとめる」を自動化できます。
まずは1ステップから導入し、慣れたらワークフローを連結しましょう。
まとめ:AIの“小技”が積み重なって“体力温存”につながる
AIの真価は「劇的に変える」よりも、「10分×積み重ね」にあります。
1日10分短縮できれば、1か月で約5時間の節約。
AIを便利な“作業アシスタント”として、あなたの生活リズムに合わせて取り入れてみましょう。
※各サービスの名称・機能・料金・提供状況は変更される場合があります。利用前に公式情報をご確認ください。

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