ガジェットのコツ

バッグインバッグのまとめ【選び方の基礎知識】

バッグインバッグのフラットイラスト:小物を整理できる収納ケースのイメージ
この記事は約7分で読めます。

この記事では、バッグインバッグの選び方と、タイプ別の特徴をまとめました。

バッグインバッグを使う場面と役割

バッグインバッグは、カバンの中に入れて小物を整理する道具です。

カバンを変えるたびに「充電ケーブルを入れ忘れた」「定期入れがない」といった忘れ物を減らすために使います。

必要なものをバッグインバッグにまとめておけば、カバンを変えるときはこれごと移動させるだけで済みます。

また、災害時や緊急時には、バッグインバッグごと持ち出せば、必要最低限のものを確実に持ち出せるという利点もあります。

普段使いと防災の両立ができる、実用的なアイテムです。

バッグインバッグが向いている人

次のような困りごとがある人におすすめです。

カバンを頻繁に変える

  • 仕事用
  • 外出用
  • 旅行用

など、シーンによってカバンを使い分ける人。

毎回中身を入れ替えるのが面倒で、忘れ物も増えやすくなります。

カバンの中で小物が迷子になる

大きめのカバンだと、底の方に小物が沈んで見つからなくなります。

特に、鍵・イヤホン・リップクリームなど、小さくて必要なものほど迷子になりやすいです。

必要なものがすぐ取り出せない

改札でパスケースを探す、会議でペンを探す、といった場面で時間がかかる。

ポケットで分類できていないと、毎回探す手間が発生します。

緊急時に持ち出すものを決めておきたい

災害時や急な外出時に、財布・スマホ・鍵・充電器など、最低限必要なものをすぐに持ち出したい人。

バッグインバッグの主な種類と特徴

バッグインバッグには、構造や機能によっていくつかのタイプがあります。

自立タイプ

カバンから取り出したときに、形が保たれて倒れないタイプです。

底板や芯材が入っているため、中身が見やすく、取り出しやすくなります。

カフェや図書館で作業するとき、バッグインバッグを横に置いておき、中身を出し入れしながら使えるので便利です。

向いている人

  • 外出先でカバンから中身を出して作業することが多い
  • 中身を一目で確認したい

非自立タイプ

薄手で軽量なタイプです。自立しないため、カバンから出すと倒れてしまいます。

その分、軽くてかさばらないのが特徴です。

向いている人

  • とにかく軽さ優先
  • カバンの中に入れっぱなしで使う

取っ手付きタイプ

バッグインバッグ単体でも持ち運べるよう、取っ手がついているタイプです。

近所のコンビニや社内移動など、ちょっとした外出に便利です。

向いている人

  • バッグインバッグだけで外出することがある
  • 緊急時にこれだけ持って避難したい

選び方のポイント

1. 自立性:自立するかどうか

自立するタイプだと、カバンから取り出したときに中身が見やすく、取り出しやすくなります。

バッグインバッグ自体をデスクの脇などに置いておき、中身を出し入れしながら作業しやすくなります。

自立しないタイプは軽量で薄いですが、カバンから出すと倒れてしまいます。

「カバンの中に入れっぱなしで使う」前提なら、非自立タイプでも問題ありません。

2. ポケットの数と配置

ポケットが多いほど、小物を分類しやすくなります。

ただし、ポケットが多すぎると「どこに何を入れたか忘れる」リスクもあります。

分類例

  • 外側のポケット:すぐ使うもの(パスケース・鍵)
  • 内側の仕切り:財布・スマホ・手帳
  • 小さめポケット:イヤホン・リップクリーム・薬
  • ファスナーポケット:充電ケーブル・モバイルバッテリー

選び方のコツ

自分が普段持ち歩く小物の種類を数えて、それより2〜3個多いポケット数を選ぶと、余裕を持って分類できます。

3. サイズ:持っているカバンに合うか

バッグインバッグがカバンより大きいと入りません。

逆に小さすぎると、カバンの中で傾いたり、無駄なスペースができたりします。

サイズの選び方

  • よく使うカバンの内寸を測って、それより縦横それぞれ2〜3cm小さいサイズを選ぶ
  • 複数のカバンで使い回したい場合は、一番小さいカバンに合わせる

サイズ展開が豊富な製品

文具メーカーのバッグインバッグは、S・M・Lなどサイズ展開が豊富で、カバンの大きさに合わせて選びやすいです。

4. 素材:軽さと扱いやすさ

ナイロン・ポリエステル

軽量で、汚れても拭き取りやすい素材です。

耐久性もそこそこあり、毎日使っても長く使えます。

手入れがしやすいので、日常用として扱いやすい素材です。

フェルト

軽くてクッション性がありますが、汚れが染み込みやすい素材です。

見た目がおしゃれで、カバンの中を傷つけにくいのが特徴です。

メッシュ

中身が見えるので、何が入っているか一目でわかります。

ただし、耐久性は低めで、尖ったものが当たると引っかかりやすい点には注意が必要です。

5. 取っ手の有無:単体で持ち運べるか

取っ手がついていると、バッグインバッグ単体でも持ち運べます。

近所のコンビニや社内移動など、ちょっとした外出に便利です。

災害時や急な外出時に、バッグインバッグだけ持って出られるため、安心感にもつながります。

ただし、取っ手の分だけ重くなるので、軽さ優先なら取っ手なしを選びます。

シーン別の選び方

日常の通勤・通学

  • 自立タイプまたは非自立タイプ
  • 頻繁にカバンを変える人は、複数のカバンに入るサイズを選ぶ

外出先での作業(カフェ・図書館など)

  • 自立タイプ
  • 取っ手付きだと、席を離れるときにバッグインバッグだけ持って移動できて便利

旅行・出張

  • 軽量で薄手のタイプ
  • サイズがあれば、旅行カバンに合わせて選ぶ

防災・緊急時の持ち出し用

  • 取っ手付きタイプ
  • ファスナーで閉じられるタイプ
  • 丈夫な素材(ナイロン・ポリエステルなど)
  • 財布・スマホ・鍵・充電器・常備薬など、最低限必要なものを常に入れておく

バッグインバッグを使うメリット

  • カバンを変えるときの忘れ物が減る
  • 小物が迷子にならず、すぐ取り出せる
  • カバンの中が整理され、見た目もスッキリする
  • 緊急時に、バッグインバッグごと持ち出せば最低限の備えになる
  • 複数のカバンを使い分けても、中身の入れ替えが楽になる

デメリット・注意点

  • カバンのサイズに合わないと、入らない・余るスペースができる
  • ポケットが多すぎると、何をどこに入れたか忘れる
  • バッグインバッグ自体が加わるため、荷物がかさばることがある

まとめ

バッグインバッグを使うことで、カバンを変えるときの忘れ物を減らしやすくなります。

選び方のポイントは次の5つです。

  • 自立性:外出先で中身を出すなら自立タイプ
  • ポケット数:持ち歩く小物の種類+2〜3個を目安にする
  • サイズ:カバンの内寸より小さいものを選ぶ
  • 素材:軽さと扱いやすさで選ぶ
  • 取っ手の有無:単体で持ち運ぶなら取っ手付き

シーン別では、次のように選ぶと失敗しにくくなります。

  • カバン収納のみ:手持ちのカバンに合うもの
  • 外出先作業:自立タイプもあり、取っ手付き
  • 旅行・出張:貴重品用のポケット付き
  • 防災・緊急時:取っ手付き、丈夫な素材、ファスナーで閉じられるタイプ

まずは、普段持ち歩くものをリスト化して、それに合ったバッグインバッグを選んでみてください。

緊急時の持ち出し用として活用する場合は、財布・スマホ・鍵・充電器・常備薬など、最低限必要なものを常に入れておくと、いざというときに安心です。

おすすめ記事

【ペット用防災】ペットの写真をプリントできる保冷トートバッグを見つけた【Paws&Prep】

【遮光】アイマスクのまとめ【選び方の基礎知識】

【ノイズ・騒音対策】耳栓・デジタル耳栓・イヤーマフのまとめ【選び方の基礎知識】